イルカと巨樹の森の島
その島の第一印象は「崖に囲まれた島」。巨樹の森の、ほんの片隅に人口200人ちょっとの小さな里があり、唯一の港はコンクリートで頑丈につくられた崖っぷちの坂につながる桟橋だ。
御蔵島(みくらじま)のすごいところは3つある。
まず、ドルフィンスイム。島を取り囲む崖を見上げながら、ボートで群れを探し、シュノーケルとフィンをつけて飛び込む。一面の青い空間に放り出されると、まもなくイルカの群れが近づいてくる。親子のイルカ、友達同士のイルカ、海藻で遊んだり、波に乗ったり、一緒に泳いだり。Sirius Nature Toursのボートで取った写真のみんなの笑顔が最高だったのは、イルカのおかげかな。
次に、巨樹の森。プチ屋久島と言ってもいい。山頂近くにはニオイエビネという希少なランを保護するえびね公園があり、さらに明日葉や浦島草の生える道をあるいていくと、海の見える黒崎高尾展望台がある。崖から見下ろす視界いっぱいの海。とても広い。海暗と呼ばれる黒潮の潮流も見えるのだ。
最後に、里。東京都御蔵島村、とても小さい島だが密度は高い。島民の行動はおろか、観光客が前日にタケノコを取って料理したことまで翌日には島中に伝わるほどだ。浜松町駅近くの竹芝桟橋から東海汽船で8時間、島には民宿があるが、自由な旅が好きなら村営バンガローに泊まるのがオススメだ。少ないけど、島にはレストランもある。風の強い日は海に出られないこともあるから、休みはたっぷり5日以上はとって行こう。
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